学会報告

『腹部CT画像におけるコントラスト向上を目的とした後ろ向き画像解析研究』のおしらせ

1.研究の対象

岩手医科大学において2017年4月1日から2020年4月1日までに腹部実質臓器腫瘍が疑われ、Dynamic CTが施行された方を対象としています。

2.研究期間

2020年4月2日~2022年4月1日まで

3.研究目的・方法

腹部臓器の診断においてCTの役割は大きな役割を占めている一方、放射線診断による被ばくも問題となっています。近年被ばく低減のための技術進歩は著しいですが、単純に低線量撮影を実行すれば画像ノイズが増加し、腫瘍検出において重要な低コントラスト分解能が低下することが知られています。昨今、あらたなノイズ低減手法が開発され、将来的には上記の問題を解決する可能性があります。そのノイズ低減の性能を物理的および視覚的に評価するのが今回の研究の目的です。

本研究により、腹部病変に関して将来的により良い画質で画像診断が行われることになり、患者さん方に恩恵がある可能性があります。

 

4.研究に用いる試料・情報の種類

腹部の造影CT検査が施行された際の画像記録(DICOMデータ)のノイズを解析する研究です。

治療介入を伴わない既存資料のみを用いた後方視的研究であるため、新たに人体試料は採取しません。利用する情報から氏名や住所等の患者さまを直接特定できる個人情報は削除致します。他の機関への試料・情報の提供の予定はありません。

また、研究成果は学会等で発表を予定していますが、その際も患者さまを特定できる個人情報は利用しません。研究期間は、2020年4月2日~2022年4月1日までの予定です。

 

5.お問い合わせ先

この研究は放射線医学講座の講座研究費を用いて行う研究であり、この研究を実施する関係者に,この研究に使われる薬剤等を製造している企業とは特別な関係にありません。

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。

ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。

また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

 

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:

研究代表者 田村 明生

岩手医科大学放射線医学講座

a.akahane@gmail.com

〒020-8505 岩手県盛岡市内丸19-1

電話:019-651-5111(内線3660)

FAX: 019-651-7071