学会報告

『急性大動脈解離発症前造影CT画像の解析に関する研究』のお知らせ

1.研究の対象

2008年1月1日~2018年12月31日の間に、非大動脈疾患で造影CTを撮像された方

2.研究目的・方法

急性大動脈解離(Acute Aortic Dissection: AAD)発症の病態は、未だほとんど明らかになっていません。本研究は、発症メカニズムの解明と共に発症リスクとなる特徴的指標を明らかにすることを目指して、AAD発症を形態学的に予測できる指標を明らかにすることが目的です。

AAD発症例において、以前に撮像された胸腹部ないし胸腹部骨盤造影CT(以下、CT)検査の有無を確認しその画像を入手し、そのCT画像をAAD発症後のCT像と対比解析し、発症前の大動脈壁の状態の特徴を明らかにします。また、年齢性別をマッチさせた非大動脈疾患の造影CT像を1:5の比率で抽出し、これを対照とし、AAD発症前CT像と対照CT像を対比し、AAD発症前の大動脈壁の性状に関する特徴的指標を確立します。今後検査や治療を追加する必要はなく、したがって患者さんの不利益を引き起こすような合併症などの心配の必要もありません。当院からはAAD発症例10名、対照群50名の方を登録します。この文書は、対照群の方に向けたものになります。

本研究は国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)からの公的研究費によって運営され、得られた結果は学会発表や論文というかたちで公表されます。

本研究に関連し開示すべき利益相反関係にある企業等はありません。

研究機関:倫理委員会承認日〜2020年3月31日

 

3.研究に用いる試料・情報の種類

 情報:CT画像、生年月日、病歴、治療歴、採血結果、退院後の予後 等

4.外部への試料・情報の提供

データセンターへのデータの提供は、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います。対応表は、岩手医科大学放射線医学講座の研究責任者が保管・管理します。

 

5.研究組織

研究責任者:学校法人杏林学園杏林大学医学部内科学II(循環器内科) 吉野秀朗

分担研究者:

1.国立循環器病研究センター循環器病統合情報センター 宮本恵宏

2.国立循環器病研究センター循環器病統合情報センター 中井陸運

3.国立循環器病研究センター心臓血管外科 松田均

4.東京大学医学部循環器内科 小室一成

5.東京大学医学部循環器内科 上原雅恵

6.東京医科大学心臓血管外科 荻野均

7.帝京大学心臓血管外科 下川智樹

8.横浜市立大学附属市民総合医療センター心臓血管センター外科 内田敬二

9.神戸市立医療センター中央市民病院循環器内科 加地修一郎

10.日本心臓血圧研究振興会榊原記念病院 高山守正

11.日本医科大学放射線医学 林宏光

12.岩手医科大学放射線医学 吉岡邦浩

13.東海大学医学部専門診療学系画像診断学 今井裕

14.全国の日本循環器学会に所属する医療機関

 

6.お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。

ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。

また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

 

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:

〒020-8505 岩手県盛岡市内丸19−1

電話019-651-5111内線8371

岩手医科大学放射線医学講座 任期付助教 折居誠

研究責任者:

  岩手医科大学放射線医学講座教授吉岡邦浩(連絡先)内線3660

研究代表者:

  学校法人杏林学園杏林大学医学部内科学II(循環器内科)吉野 秀朗